
宝島社発刊の「ビジュアル版 昭和100年 激動の日本史」に編集・執筆協力として参加しました。元外交官で作家の佐藤優氏が監修し、昭和から平成、令和へと続く日本の100年を、当時の報道写真とともに振り返る一冊です。
本書は、歴史的な出来事や事件を1年につき1ページまたは1見開きで紹介する構成。3章「オイルショックと冷戦終結」、4章「失われた30年とパンデミック」の編集・執筆を担当しました。
制作でまず行ったのが、歴史資料のリサーチと事実確認です。
一つの出来事についても複数の資料にあたり、年代や出来事の経緯、社会的な背景などを確認。歴史を扱う書籍だけに、曖昧な記憶や一つの資料だけに頼らず、できる限り正確な記述となるよう情報を整理しました。
その上で考えたのが、その「年」をどのように描くかです。
本書では1年ごとに紙面が構成されていますが、その年に起きた出来事を並べるだけでは、日本の100年の流れは見えてきません。その出来事が、それ以前の社会や政治、経済とどうつながっているのか。そして、その後の日本にどのような影響を与えたのか。章全体の流れの中で、その年が持つ意味を考えながらテーマを整理しました。
たとえば、政治や国際情勢の変化だけでなく、経済、産業、社会、暮らしなど、同じ時代に起きていたさまざまな動きを確認。その中から、その年を理解する上で重要な出来事や背景を拾い上げ、限られた紙幅の中で歴史の流れが伝わるよう原稿にまとめています。
大量の情報を集めることと、それを記事にすることは別の作業です。資料を調べて事実関係を確認した上で、「この年について何を伝えるべきか」を考え、情報を取捨選択して構成する。書籍・ムックの編集では、こうしたリサーチから構成、執筆までの工程にも対応しています。
担当領域:歴史資料のインプット/リサーチ/事実確認/情報整理/テーマ設定/記事構成/原稿執筆/修正対応
【本書の章立て】
1章 世界恐慌と戦争への道
2章 GHQによる占領と高度経済成長
3章 オイルショックと冷戦終結
4章 失われた30年とパンデミック
出版社:宝島社 発売日:2025年3月7日 概要:書籍224ページ
編集執筆対応の協力として:三桝慶