
宝島社刊「重ね地図でたどる東京歴史散歩」に編集・執筆協力しました。
本書は、歴史街歩きの専門家で筑波大学名誉教授の谷川彰英氏が監修。現代の地図と歴史地図を重ね合わせながら、江戸から現在まで東京の街がどのように変化してきたのかをたどる歴史散歩ガイドです。
丸の内を中心に、江戸城(皇居)、日本橋、赤坂、飯田橋などのエリアについて編集・執筆を担当しました。
制作では、まず歴史地図や文献、各種資料を調査。一つの資料だけをもとに記述するのではなく、複数の資料を照らし合わせながら、地名や施設、道路、町の成り立ちなどについて事実関係を確認しました。
その上で、担当するエリアには実際に足を運び、自分で歩いて確認しています。
地図を見れば位置関係は分かりますが、実際の街の距離感やスケール感、高低差、道路のつながりなどは、現地に立って初めて分かることがあります。
かつて川や堀だった場所が現在どのような道路や街区になっているのか。歴史地図に描かれた場所から、現在どのような景色が見えるのか。資料で確認した情報と現在の街並みを一つずつ照らし合わせながら歩きました。
本書では、昔の地図と現在の地図を比較できることが大きな特徴です。そのため原稿でも、単に歴史的な出来事を紹介するだけでなく、「この場所が現在のどこにあたるのか」「昔と今で何が変わったのか」が読者にイメージできるよう構成しました。
また、個々の史跡や建物だけを見るのではなく、街全体の変化にも目を向けました。
江戸から明治、昭和、そして現在へと時代が変わる中で、道路や水路、土地利用がどう変化したのか。その変化によって現在の街並みがどのようにつくられてきたのか。複数の資料による確認と現地取材を組み合わせながら、街の成り立ちが見える原稿にまとめています。
書籍・ムックの制作では、資料を調べて文章を書く仕事だけでなく、テーマによっては実際に現地へ足を運び、自分の目で確認することも大切です。本書では、資料調査、事実確認、現地取材、構成、執筆まで一連の工程を担当しました。
担当領域:歴史資料・地図のインプット/文献リサーチ/複数資料による事実確認/現地取材・街歩き/地図と現地の照合/情報整理/記事構成/原稿執筆/修正対応
【本書の構成】
序説 江戸ができるまで
PART 1 江戸の町づくり
PART 2 五街道を歩く
PART 3 近現代東京を支えた街
PART 4 昭和レトロを歩く
PART 5 とっておきの東京
出版社:宝島社 発売日:2024年7月5日 概要:書籍144ページ